ワンピース映画の人気5選!ファン必見の名作を徹底解説
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ワンピースの映画は、原作の魅力をそのままにオリジナルストーリーで楽しめる作品が多数あります。

テレビシリーズでは描かれない壮大な冒険や感動のストーリーが詰まったワンピース映画の中から、特に人気の高い5作品をご紹介します。

ワンピースの人気映画を観たほうがいい理由とは?

ワンピースの映画作品は、2000年の第1作目から2025年まで、計15作品が公開されています。テレビアニメとは異なり、映画ならではの高クオリティな映像と音楽、そして約2時間に凝縮された濃密なストーリー展開が魅力です。

人気作品の中にはテレビアニメにはない登場人物、ストーリーや新キャラの魅力がある作品がありますので、ファンにとって観たほうが楽しめること間違いなしです。

原作者の尾田栄一郎氏が直接脚本を手がけた作品もあり、ファンにとっては見逃せないコンテンツとなっています。それでは、特におすすめのワンピース映画5作品を詳しく見ていきましょう。

おすすめワンピース映画①:ONE PIECE FILM Z

圧倒的な人気を誇る最高傑作

ONE PIECE FILM Zは、多くのファンから「ワンピース映画の中で最高」と評価される作品です。2012年に公開されたこの映画は、元海軍所属のゼファー(通称:Z)をメインにしたストーリーが展開されます。

Zは海軍時代にガープ中将と同期だった元海軍大将。かつて部下が海賊にさんざんな目にあわされて、海賊を撲滅することを目的に自前の海軍まで作るほどの活動をしていました。

ある日、Zは「ダイナ岩」と呼ばれる島をも破壊できる武器を盗み出してしまい、全海賊をせん滅させようとします。

しかし、それは世界と人類に深刻な脅威をもたらすもので、海軍さえこの元海軍大将に対して宣戦布告し、麦わらの一味も世界を救うために立ち上がるという壮大なストーリーです。

本作の魅力は、単なるアクション映画ではなく、Zのキャラクター性と背景ストーリーが深く掘り下げられている点にあります。Zの存在はワンピースファンの間でなにかと話題になることが多く、ファンであれば必見の内容です。

約2時間という限られた時間の中で、複数の島を舞台にした壮大なストーリーを展開し、本編シリーズに匹敵する高いクオリティを実現しています。

緊迫感あふれる展開と感動的なストーリー、そして素晴らしいアニメーション品質により、ワンピース映画の中でも特に見応えのある作品となっています。

おすすめワンピース映画②:ONE PIECE FILM STRONG WORLD

尾田栄一郎が脚本を手がけた特別な作品

ONE PIECE FILM STRONG WORLDは、2009年に公開されたワンピース映画シリーズの10作目です。この作品の特筆すべき点は、原作者の尾田栄一郎氏自身が脚本を担当したことです。

物語は、かつてゴールド・ロジャーと対峙した伝説の海賊「金獅子のシキ」が、イーストブルーに復讐するために浮遊島と凶暴な野生動物を率いて暴れまわるというものです。シキによってナミが奪われてしまうことから始まり、麦わらの一味のほとんどがイーストブルー出身ということもあり、故郷を守るために立ち上がります。

本作は、不思議な巨大生物が出てくるような世界観の構築、感情的な要素、そして麦わらの一味だから体験できる独特のスタイルとアクションが見事に融合しています。尾田栄一郎氏の直接的な関与により、本編さながらの魅力と深みを持った作品となっており、ファンからの評価も非常に高いです。

2009年12月12日に公開され、ストーリーテリング、アニメーション、キャラクターデザイン、よく作られた戦闘シーン、そして尾田氏の関与について称賛を受けました。

おすすめワンピース映画③:ONE PIECE FILM RED

シャンクスの娘ウタが主役のワンピース新作

ONE PIECE FILM REDは、2022年に公開されたワンピース映画シリーズの最新作であり、興行収入においても歴代ワンピース映画の中で最高を記録しています。

この映画の主役は、赤髪のシャンクスの娘であるウタです。世界的に有名な歌姫となったウタが開催するコンサートに麦わらの一味が訪れますが、予想外の展開が待ち受けています。

本作の特徴は、J-POPの要素をふんだんに取り入れた音楽性との融合です。映画の中で日本の人気歌手Adoがウタとして様々なオリジナル曲や共作曲を歌っており、日本中のチャートでトップを獲得しました。

この映画は従来のワンピース映画とは一線を画す、ウタのキャラクタードラマと音楽しての側面が強い作品となっています。映画のシーンで音楽が多いことで一部のファンの間では映画への賛否両論を招きましたが、シャンクスとウタの親子関係を中心に据えたストーリー展開は、感情的な部分に訴えかける力があり、映画の終わりには多くの観客が涙を流すほどの感動を与えました。

おすすめワンピース映画④:ONE PIECE FILM GOLD

カジノを舞台にした豪華絢爛な冒険

ONE PIECE FILM GOLDは、2016年に公開されたワンピース映画シリーズの13作目です。この作品は、エンターテイメントシティであり、町中が金であふれる独立国家=島のような船「グラン・テゾーロ」を舞台にしています。

麦わらの一味は、この船でVIP待遇を受け、大金を借りてギャンブルを始めます。しかし、ギルド・テゾーロという支配者の罠にはまり、ゾロが人質に取られるという展開に。24時間以内に借金を返さなければゾロが処刑されるという状況の中、一味はテゾーロの財宝を盗み出す計画を立てます。

本作の魅力は、ルパン三世やカジノ映画のような「強盗計画」を軸にしながらも、ワンピースならではの派手なアクションと冒険が詰まっている点です。始まりから終わりまで素晴らしいアニメーションクオリティで描かれ、ファンサービスも満載の作品となっています。

実際の映画の上映時間は約2時間で、アブダビのエミレーツパレスホテルで2016年7月15日に世界初公開され、日本では2016年7月23日に公開されました。

ワンピースおすすめ映画⑤:ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち

「ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」は、2007年に公開されたワンピース映画シリーズの8作目です。

アラバスタといえば、ワンピースの全シリーズのなかでストーリ的に大きな意味を持つ中東のようなイメージの場所で、感動するシーンが多いことで有名です。

そのようなこともあり、この作品はテレビアニメで人気の高かった「アラバスタ編」を映画用に再構成したものです。

アラバスタのビビ王女と海賊の麦わらの一味の冒険を描いており、砂漠の国アラバスタを舞台に、国を内戦に導こうとする元七武海クロコダイルとの戦いが繰り広げられます。

本作の魅力は、テレビシリーズでは数十話にわたって描かれた壮大なストーリーを約2時間に凝縮している点です。重要なシーンを厳選しながらも、原作の感動を損なわない構成となっています。

特にルフィとクロコダイルの最終決戦は見応え十分で、ビビの国を救いたいという強い思いと麦わらの一味の友情の絆が素晴らしいです。

ワンピースは好きだけどまだアラバスタ編を見たことが無い方にとって、短時間で楽しみたい方におすすめの作品です。

ワンピース映画を楽しむための豆知識

ワンピースの映画は、テレビシリーズとは異なるオリジナルストーリーが展開されることが多いですが、一部の作品は原作のストーリーに関連しています。

例えば、「STRONG WORLD」はスリラーバーク編とシャボンディ諸島編の間に位置しており、ブルックが他の麦わらの一味と共に登場する初めての映画となっています。

また、映画の興行収入を見ると、最新作「ONE PIECE FILM RED」が日本だけで約203億3000万円と、次に高い「ONE PIECE FILM Z」(約68億7000万円)の約3倍の収益を上げており、その人気の高さがうかがえます。

あなたにぴったりのワンピース映画はどれ?

ワンピースの映画は、作品によってそれぞれ異なる魅力を持っています。アクション重視なら「Z」、ストーリー性重視なら「STRONG WORLD」、音楽と感動を求めるなら「RED」、派手な演出やルパン的な世界を楽しみたいなら「GOLD」、そしてワンピースの過去の人気シーンを体験したいなら「アラバスタ砂漠の王女と海賊たち」がおすすめです。

これらの映画は、U-NEXT等のVODサービスやDVD/Blu-ray等で視聴可能です。

ワンピースのファンはもちろん、アニメ映画に興味がある方にとっても、見応えのある作品ばかりです。ぜひ、あなたの好みに合ったワンピースの映画を見つけて、麦わらの一味の冒険を楽しんでください。