アイ・アム・キューブリック!の映画のあらすじと舞台裏。実在詐欺師のコメディ映画
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アイ・アム・キューブリック!の映画のあらすじと舞台裏情報

アイ・アム・キューブリック!の映画 あらすじ

映画「アイ・アム・キューブリック!」は、スタンリー・キューブリックに扮したアラン・コンウェイを中心に展開する、実話を元にしたコメディ映画です。

物語は、自称映画監督のイギリス人男性アラン・コンウェイが、スタンリー・キューブリックと名乗ってロンドンの高級クラブやホテルに出没し、周囲の人々に食事や酒をおごらせたうえに騙し、パーティーに参加したり、女性と過ごしたりするところから始まります。

彼の嘘はエスカレートし、スタンリー・キューブリック自身が出演する映画の製作計画を持っていると周囲を騙し続けます。

やがて、彼の行動によって被害を受けた人々が登場。偽スタンリー・キューブリックと接触したことで「映画製作の話を持ちかけられた若い男性」や、「嘘に振り回される女性たち」が登場します。

アラン・コンウェイの嘘に気付いた人々が、彼の真実を暴こうとするなか、彼はついに逮捕されてしまいます。この映画は、アラン・コンウェイが周囲を騙し続ける姿を、シリアスというよりコミカルなタッチで進めています。

アイ・アム・キューブリック!のキャスト等 

メインキャスト

ジョン・マルコヴィッチ ジム・デヴィッドソン ジェームズ・ドレイファス テレンス・リグビー  マーク・アンバース

監督

ブライアン・クック

アイ・アム・キューブリック!の舞台裏のお話 

この映画の舞台裏には、いくつかの興味深いエピソードがあります。

例えば、主演のジョン・マルコヴィッチは、キューブリックの映画に出演したことがなかったため、役作りのために多くのキューブリック作品を見直し、彼の演出スタイルを研究しました。

また、撮影現場には、偽キューブリックと実際に出会ったことがある人々が多数来訪しており、彼らの証言によると、主演キャストのマルコヴィッチがキューブリックに似ていると感じたという人もいたようです。さすが、キャストされるだけありますね。

さらに、この映画の監督であるブライアン・クックは、キューブリックの作品に強い影響を受けており、撮影中にもそのこだわりが表れていました。例えば、キューブリックの映画によく登場する赤い色が、この映画でも多用されています。また、キューブリックの作品でありがちな奇妙で不気味な雰囲気を表現するために、撮影現場の照明やカメラワークにも細かなこだわりが見られました。

このように、「アイ・アム・キューブリック!」という映画は、スタンリー・キューブリックの作品に対するオマージュとして制作された作品であり、彼の演出スタイルや映画作りに対する敬意が込められています!

また、上記のあらすじでご紹介した通り、この映画は実在するスタンリー・キューブリックに扮した男が、実際にイギリスで起こった出来事を基にして制作されたものです。当時、イギリスに住む人々は、本当にキューブリックが彼らの町にいると信じ込んでいました。このため、映画の制作チームは、イギリスで実際に撮影を実施することになりました。

すると、撮影現場には、実際に偽キューブリックに会ったと主張する人々が多数訪れたのです。

彼らは、自分たちが偽キューブリックに会ったときの記憶、そして証言を映画の制作チームに伝えました。撮影現場では、制作チームが被害者の彼らと会話を交わすことで、偽キューブリックがどのような人物であったのかについての情報を、直接集めることができました。

また、制作チームは、撮影現場を本物のキューブリック映画のセットに似せることにも力を入れました。

例えば、映画「時計じかけのオレンジ」で使用されたアレックスの寝室の再現や、映画「フルメタル・ジャケット」で使用された軍事基地のセットなどが再現されました。これらのセットは、ファンにとっては非常に興味深いものであり、撮影現場にも多数の人々が訪れました。

以上のように、「アイ・アム・キューブリック!」の撮影現場では、実際に偽キューブリックに会ったと主張する人々が多数訪れ、またキューブリック作品のセットの再現にも力を入れられたことが舞台裏のエピソードとして知られています。